お知らせ

6月9日(月)福祉コースデュアルシステム運営指導委員会を行いました。小瀬高校の福祉コースでは、今年度も「デュアルシステム」による福祉現場での実習を行います。この制度は、学校での学びと並行して、実際の現場で実践的な学びを深めることができる取り組みで、本校は、平成29年度に茨城県内で初めて福祉に関するデュアルシステムを導入しました。

実習は、地域の特別養護老人ホーム等のご協力をいただき、利用者の方々との関わりを通じて、介護技術だけでなく、人と向き合う姿勢や思いやりの心を育む貴重な機会となっています。

福祉コースや福祉学科を設けている県立高校は、茨城県内でもわずか8校しかなく、福祉を専門的に学べる環境が限られている中で、生徒たちは誇りをもって学びを深めています。

参加する3学年7名の生徒一人一人が堂々とした態度で「福祉の現場で積極的に多くの人とコミュニケーションをとって、専門的な知識・技能を身に付けたい」と力強い決意表明を行いました。その真剣なまなざしからは、福祉の道を志す強い意志と現場で多くを学びたいという熱意が伝わってきました。

今回の実習が実現できたのは、地域の施設の方々をはじめ、茨城大学、高校教育課、常陸大宮市保健福祉部の皆様のご支援のおかげです。この場をお借りして心より感謝申し上げます。

小瀬高校ではこれからも地域と連携しながら、社会に貢献できる福祉人材の育成を目指してまいります。