7月18日(金)、中学3年生への進路ガイダンスを小瀬高校生が行いました。
連携校である明峰中学校の3年生をお招きし、高校生による進路ガイダンスを実施しました。この取り組みは、高校進学や高校進学後の大学・専門学校・就職について、中学生に対して、身近な高校生の体験を通じて進路意識を高めてもらうことを目的としています。
まず本校3年生が自らの進路決定までの過程や、高校生活の様子、学びの内容、中学生に今、何をしておくとよいかのアドバイスなどについてプレゼンテーションを行い、中学生は熱心に耳を傾けていました。発表した高校生たちは、自分の体験をもとに、分かりやすく丁寧に伝えることを意識し、堂々とした態度で発表を行っていました。
後半は、小グループに分かれて座談会を行いました。中学生と高校生が少人数で向き合い、より近い距離感の中で自由に話し合える雰囲気が作られました。中学生からは、「高校生活は楽しいか」「部活動と勉強の両立はどうしているのか」「なぜ、小瀬高校を選んだのか」といった具体的な質問が多く寄せられ、高校生もそれぞれの経験をもとに、丁寧に答えていました。
座談会の中では終始なごやかな雰囲気が流れ、笑顔がたくさん見られました。中学生もリラックスして会話を楽しむ様子が見られ、緊張していた表情が徐々にほぐれていくのが印象的でした。高校生にとっても、自分の思いを伝えることで自己理解を深める貴重な時間となりました。
このガイダンスを通して、中学生にはこれからの進路についてより具体的なイメージを持ってもらうとともに、高校生活への期待をふくらませてもらえたことと思います。
以下は、中学生の感想です。
・自分のやりたいことを仕事にしたい、社会や地域のため、人のためにこの仕事に就きたいと思っているのがすごいなと思いました。どの内容も自分のしたいこと経験したことを元に話していたのですごく実感が湧きました。
・先輩方のお話を聞いて自分が希望した進路に進む為に取得した資格や検定は進路希望が変わったりしてもそれが役に立つことがあったりすると聞いて様々なことに挑戦しようと思った。そして自分の進路をどのようにして決めればよいかを学べた。
・それぞれが夢を持っていてそのために勉強をしていてすごいと思った。自分はまだ夢を持っていないけれど、いざ夢ができたときのためにも今のうちに勉強をしていきたいと思いました。
・高校生活をどのように送っているのか、進路を考えるうえで中学生のうちにやっておいたほうがいいことは何なのかを先輩方に聞けたので、これから夏休みを迎えるにあたってどのように勉強しようかを考えるいい機会になった。
・小瀬高校の特進コースでは、勉強をたくさんしているという印象が強かったけど、一人ひとりが勉強の内容が違ったり、部活と両立している人もいてすごいと思った。
・実際に体験したことなどを質問を通して聞けたのでよかったです。これからの受験に向けてのアドバイスなども聞けたのでその話を活かして受験勉強を頑張っていきたいと思いました。