お知らせ
6月11日(水)の総合的な探究の時間(本校では未来創生学といいます)で、NPO法人カタリバのご協力のもと、全国の小規模校4校(青森県五所川原高校、山形県小国高校、島根県吉賀高校、徳島県那賀高校)とオンラインでつなぎ、他校の生徒と交流する学校横断型探究活動を行いました。
今回の交流では、生徒たちは小グループに分かれて、自己紹介やお互いの学校や地元の良いところ、おすすめのスポットの紹介を行い、さらに「興味・関心共有タイム」として、自分の取り組みたい探究テーマについて話し合いました。
本校の生徒たちは、地元の魅力として、「自然や空気がきれいで、温泉がたくさんある」、茨城県のおすすめスポットとして、「ひたち海浜公園」などを紹介していました。また、小瀬高校ならではの良さとして、「小規模校なので、生徒会役員などに挑戦しやすい環境がある」「地域の方々の協力もあり、花いけバトル全国選抜大会に出場できた」などと語っていました。
探究テーマの共有では、本校の生徒は「音楽を聴くとなぜ感情が変化するのか」「睡眠による疲労回復効果について調べたい」、他校の生徒からは、「SNSを通じて自分の学校をアピールするには」「地域の福祉作業施設の売り上げ向上」「津軽三味線文化をつなげるためには」といったテーマがあげられ、グループ内で意見交換が行われました。
今回の交流では、数人の生徒が司会に挑戦する場面もあり、「司会をやってみて、大変だったけど、良い挑戦になった」と感想を語ってくれました。
普段、なかなか関わることの少ない、全国の小規模校の生徒たちと話すことで、視野が広がり、互いに地域や学校の良さを再発見する貴重な機会となりました。今後の探究活動にも、今回の交流が生きてくることを期待しています。