お知らせ

9月18日(木)、「西塩子の回り舞台」のための竹あかり(竹灯籠)づくりのボランティアに2年生が地域フィールドワークの一環として参加しました。「西塩子の回り舞台」とは、常陸大宮市西塩子地区で、200年ものあいだ受け継がれてきた、現存する日本最古の“組立式農村歌舞伎舞台”です。「回り舞台」を有し、大がかりな舞台ながらも「組立式」。農村歌舞伎や地元の伝統芸能を披露する場として知られ、地域の方々によって大切に守り継がれています。公演後にはなんと潔く取り壊されて更地に戻されます。

ボランティア活動では、竹にドリルで穴を開ける作業に取り組みました。生徒たちは、徐々にコツをつかみ、夢中になって作業を進めていました。
作業の合間には、特別に実際の回り舞台の上に乗る体験もさせていただきました。回り舞台の上に乗って回転したり、舞台の下に入って、回り舞台を回転させたりして、地域に残る伝統技術の魅力を肌で感じている様子が印象的でした。

今回のフィールドワークを通して、生徒たちは「地域に根ざす文化」や「人と人とのつながり」を実感する貴重な経験を得ることができました。
今後も、地域とともに学び合い、成長できる活動を大切にしていきたいと思います。