救急救命講習会

 6月8日(水)、1学年を対象に救急救命講習会を実施しました。本講習会は、心肺蘇生法・AEDの操作方法・止血法の実技講習を行い、その資質と能力を養うために実施しております。また、併せて人命の尊さや人命尊重について学習し、その態度を養うねらいがあります。

 講師として、常陸大宮市西消防署員の方々5名をお招きしました。

 

 まず最初に、心肺蘇生法のやり方について全体で説明をしていただいてから、6つの班に分かれて、人形を使って1人1人実践しました。その後はさらに、AEDを用いて、複数の人数で協力しながら応急手当をする方法について学びました。

 

 

 

 

 次に、異物除去法についての講義があり、背部叩打法と腹部突き上げ法の2種類の方法について、消防署員の方々に実演していただきながら学びました。最後に、直接圧迫止血法について、動画をみながら学びました。

 

 

 参加した生徒は、「患者の生存率を少しでも上げるために、応急手当はとても大切であると分かった」「心肺蘇生法を長時間やるのは大変だった、現場に居合わせたときには協力しなきゃいけないと思った」「説明を聞いて理解したつもりでも、いざ実践してみると結構難しかった」といった感想が寄せられました。講習終了後には、「普通救命講習Ⅰ」の修了証が全員に配布されました。