手話体験

 12月12日(月)、3学年福祉コースの生徒を対象に、「手話体験」を実施しました。この行事は、様々なコミュニケーションの方法があることについてより深く学ばせるため、聴覚障害がある方や手話通訳者の方との関わりを通して、体験的に障害者福祉についての理解を図るとともに、多様なコミュニケーションの手段について学び、幅広く福祉を捉えることを目的として実施しました。

 

 講師として、一般社団法人茨城県聴覚障害者協会ろう講師の大谷由美さんと、聴講師の三代路代さんをお招きしました。

 

 

 講義では、耳の不自由な方と意思疎通をとるためのコミュニケーションの取り方について教えていただきました。手段としては、手話の他にも、身振り手振りや筆談、発音したに時の口の開け方など、様々な方法で意思疎通を図ることができることを紹介していただきました。そして、教えていただいたことをもとに、お題を決めながら、実際に生徒と大谷さんでコミュニケーションをとり、実践的に学んでいきました。

  

 

 体験を終え、生徒からは、「手話に対して難しい印象があったけれど、手話以外のコミュニケーションについても紹介していただき、気持ちを楽にしてコミュニケーションが取れた。」といった感想が寄せられました。