未来創生学フィールドワーク

 6月2日(木)、6月9日(木)の2日間、2学年で探究活動の一環として行われている「未来創生学」の授業でフィールドワークを実施しました。

 

 このフィールドワークは、未来創生学における探究課題設定の手がかりを得るために、地域で様々な事業に携わる方々のお話しを聞き、自分の興味関心を広げたり、地域における課題や可能性について考えることを目的として実施しました。

 

 今回は、古家具をリペア・レストア販売しているアトリエ「FUNNEL」と、平飼いニワトリの卵と平飼い有精卵のプリンを販売している「環の花」の2カ所を訪問させていただきました。

 

 「FUNNEL」では、古家具のリペア・レストアを行っている五位渕耕一さんから、働くことの意義、人生観や生き方などを、ご自身の体験談を交えながら話をしていただきました。

 

 

 

 環の花では、養鶏家の宮永憲治さんから、「人には向き不向きがあり、人それぞれ自分にあった人生選択をすることが望ましい」というお話をいただきました。宮永さん自身、サラリーマンを経験してから今の職業をなさっているとのことでした。そのため説得力があり、生徒たちも興味津々な様子で話を聞いておりました。

  

 

 参加した生徒からは、「人生には色々な選択肢があるのかなと思った」「自分からどんどん行動していくことが大切であると分かった」「宮永さんが『これと決めたらそのことしか考えない』と言っているのを聞き、決めた後の行動力がすごいと思った」といった感想が寄せられました。

 

 未来創生学では、地域の人材や産業に触れながら生徒自らが探究したい課題を設定し、自分の興味関心を深めたり、地域の課題解決に係る取り組みを進めていきます。