いちご農家訪問

 2月20日(月)、1学年の生徒を対象に、「いちご農家訪問」を実施しました。この活動は、来年度の2学年で学ぶ「未来創生学」における探究課題設定の手がかりを得るため、地域でいちご農園に携わる方々のお話を聞き、自分の興味関心を広げたり、地域における課題や可能性について考えたりすることを目的として実施しました。

 

 見学先として、「つづく農園」と「おひさまのいちご園」の2件のいちご農家にお世話になり、生徒たちは2つの班に分かれて農園を見学しました。

 

 いずれの農家も、常陸大宮市で起業したきっかけや、台風被害等の困難を乗り越えてきたことについてお話ししてくださいました。4年前の水害では、建物やビニールハウスの天井まで水が浸かるほどの大損害を受けましたが、ボランティアの方々に助けていただいたことを通して、周りの方々から支えてもらいながらいちごを栽培できていることに感謝し、いちごの栽培への活力になったというエピソードを語ってくださいました。いちごの栽培に対する誠実な思いが聞くことができ、大変勉強になりました。

   

 

 また、いちご狩りも体験させていただきました。

   

   

   

 見学が終わってからは、学校に戻っていちご農家で聞いてきたお話についてまとめたり、聞いてきたお話しについて、他の生徒に発表して情報共有をしたりしました。

   

 

 活動を終え、生徒からは、「つづく農園で、AIの力を借りた『スマート農業』が取り入れられていることを知り、手作業が多く大変という農業へのイメージが少し変わった。」、「おひさまのいちご園で、農家の方が教えてくださったいちごの花言葉『幸福な家庭』が素敵だった。」、「美味しいいちごを食べることができて楽しかった。今度買いに行きたい。」といった感想が寄せられました。