１２月２２日（木）、「進路懇談会」が実施されました。この懇談会は、進路決定を果たした３年生の体験を直接聞くことにより、１・２年生の進路実現に向けての理解と意識づけを図り、早めのスタートを切れるようにすることを目的として実施されました。

　全体会では、模擬面接デモが行われ、３年生が面接での受け答えの見本を披露しました。

　次に、進学・就職それぞれの生徒が、「私が進路を決めるまで」というお題で、体験発表をしました。それぞれの生徒の進路決定までの流れを聞いてから、進路指導主事の高橋先生より、３年生になってから進路決定までの日程について説明がありました。生徒はメモをとりながら真剣に話を聞いておりました。

　次に、進学希望と就職希望に分かれて懇談会を行いました。３年生が一人一人、進路を決定した理由や進路達成に向けて実践したことなどについて、この１年間での経験を踏まえたうえで、１・２年生に説明していました。日頃の学習や部活動を全力で頑張ること、遅刻や欠席をなるべくしないこと、オープンキャンパスや職場見学に積極的に参加することなど大切なことをアドバイスしてもらいました。最後には、３年生に向けての質問もたくさん出ました。

　懇談会を終え、３年生からは、「進路実現に向けて自分が頑張ったことを１・２年生に伝えることができて良かった。２年生には来年の進路実現に向けて頑張ってもらいたい。」、１・２年生からは、「今まで自分の進路に対してあまり深く考えたことがなかったけれど、先輩方のアドバイスを聞いたとき、普段から心がけられることも意外とたくさんあるのかなと感じた。」といった感想が寄せられました。