租税教室

 11月16日(水)、3学年を対象に、卒業準備セミナーの一環として、「租税教室」が実施されました。この講座は、税のしくみや税の役割について興味・関心を高め、社会における税の重要性について理解するとともに、卒業後に主体的に社会に参画できる資質を養うことを目的として実施されました。

 

 講師として、関東信越税理士会の太田支部で副支部長をされている今井正和さんをお招きしました。

  

 

 講義では、見本の給与明細を見ながら、給料から税金や保険料が支払われていることや、給与には基本給や手当など様々なものがあることなどを丁寧に説明してくださいました。また、社会保険は、万が一病気や怪我をしてしまったり、将来寝たきりになってしまったりしたときなどに支えになる大切なものであることも教えていただきました。

  

 

 最後に、1億円の札束がどのぐらいの量や重さになるのか、見本の札束を見せていただきました。見たことのない量の札束に生徒たちは興味津々に手に取ってお金の重みを実感していました。

 

  

 

 講座を終え、生徒からは、「自分が稼いだお金から、税金や保険料などがたくさん差し引かれてしまうことを知り、社会人は大変だと思った。」、「老後のためだけではなく、病気や怪我、失業をしてしまったときにもお金が出してもらえることを知り、社会保険の仕組みは大切なんだと実感した。」、「源泉徴収票の見方を教えていただき、バイト先からいただいている源泉徴収票をしっかり見てみようと思った。」、「見たことのない量の札束を見て、お札も大量に集まればこんなに重いんだと実感した。」といった感想が寄せられました。