「道徳」・「道徳プラス」公開授業

 11月2日(水)、「道徳」・「道徳プラス」の公開授業が実施されました。今年度は、1年1組担任の芝教諭による「道徳」と、2年1組担任の後藤教諭による「道徳プラス」が授業公開されました。

 

 芝教諭の道徳では、「集団として大切なこと・自分にできること」をテーマとして、「友と一緒に」という題材を扱って授業を行いました。「友と一緒に」は、部員の死をきっかけに、大きな目標ができ、仲間意識を強めながら目標に向かってチームが1つになっていく高校の野球部員のお話です。チームを一つにまとめるために、それぞれの立場でどういう働きかけができるかについて、グループで話し合って、タブレットを活用しながら考えをまとめたうえで、全体で共有しました。まだ1年生ということもあり、集団をまとめたり、集団のなかで意見を述べたりすることが苦手な生徒が多いことから、集団の一員として自分自身にできることがたくさんあるということに気づいてほしいという担任の願いが込められた授業でした。

 

  

 後藤教諭の道徳プラスでは、「人を思いやる心」をテーマとして授業を行いました。困っている人を見かけたら自分ならどのように行動するかについて、ワークシートに自分の考えをまとめながら、グループで考えを共有し合い、全体で発表しました。その後、「もし、妊婦が具合が悪くなっている姿を見かけたらどうするか」について、ロールプレイングを交えながら、望ましい対応について全体で考えました。人のために行動することを大切にしてほしいという担任の願いが込められた授業でした。