枝物に関する講習会

 9月8日(木)、1学年の生徒を対象に、「枝物に関する講習会」が実施されました。この講習会は、地域の地場産業である枝物について、需要と用途に関わることを枝物部会の方やJAの方々からご指導をいただき、郷土の良さを再認識するとともに、これからの地域活性化及び貢献への意識を高めることを目的として実施されています。

 

 講師として、JA常陸奥久慈枝物部会の石川幸太郎さん、カトレアの君島啓一さん、JA常陸大宮営農経済センターの飯塚涼太さんら計7名をお招きしました。

 まずは飯塚さんから、枝物に関する講話をしていただきました。1年生は枝物についてあまり知らない生徒も多かったため、枝物とはどういうものかについて丁寧に説明してくださり、枝物の種類についても、栽培されているものや、自然から生えているものまで幅広く紹介してくださいました。本校では、現代文化研究部が花いけバトルの練習でJA常陸奥久慈枝物部会の枝物を使わせていただいており、全国の花いけバトルの大会についてもお話ししてくださいました。

  

 次に石川さんから、枝物を栽培し、枝物部会を立ちあげて、枝物で地域を活性化しようと尽力してきた自身の経験についてお話をしてくださいました。

  

 講話の後は、君島さんに枝物を使った花いけのパフォーマンスをしていただきました。

  

 君島さんの実演を参考にしながら、実際に生徒たちも2人ペアになり、5分間の制限時間のなかで花いけに挑戦しました。できあがった作品は、一つ一つ君島さんが良かった点について好評してくださり、さらにより良い作品を作り上げるためのアドバイスもしてくださいました。

  

 

 

 

 

 

 講習会を終えて生徒からは、「石川さんの枝物に対する想いがすごく伝わってきた。自分も何らかの形で地元の活性化に貢献できる人間になりたいと思った。」、「君島さんのパフォーマンスがかっこよかった。」、「実際に花いけに挑戦し、5分間で作品を完成させるのは難しいと実感した。」といった感想が寄せられました。