落語に学ぶ話術のコツ








平成30年1月18日(木),緒川総合センターにて「桂小南落語講座」を行いました。

この講座は落語家の桂小南氏をお招きし,プロの落語家との交流を通じて,生徒の言語活動の充実やコミュニケーション能力(伝える力,話す力)を育成することを目的として行いました。本校生徒に加え,連携中学校生徒及び保護者,広く地域住民の方々にも参観して頂きました。

第一部では8名の生徒による小咄の実践から話術のコツを伝授していただき,第二部では小南師匠による落語「牛ほめ」を聴きました。


 生徒の感想からは「初めて落語を見て,声の大きさや表現力に驚きました。私も人前でしっかりと話せるようになりたいです。」「表情や目線,手拭いや扇子の使い方で,その場面が想像できました。」「とても面白かったです。笑うことで元気がでました。」「礼に始まり礼に終わることや,座布団の作法など礼儀の大切さも学ぶことができました。」「日本の文化を忘れがちな高校生が増える中,落語に触れることができてとてもよかった。」というように,普段接することのできない落語を肌で感じ,その奥深さを知ることができたようです。
 今回の講座が,人前での説明や円滑な人間関係形成など,生徒の将来にわたる言語力・表現力として生かせることを願っています。
 なお当日の舞台には,常陸農業協同組合大宮地区枝物部会様提供による壮大な枝物を展示され,場に華やかさを添えていただきました。