キャリア講演会






 平成29年9月6日(水),創立記念日を向かえるにあたり,卒業生による「キャリア講演会」を実施しました。本校は1899(明治32)年に創立され,県内で6番目に歴史のある学校です。創立記念を祝うと共に,講話を通して,本校生としての在り方・生き方と進路意識の高揚及び探求心の育成を図ることを目的として,講師に石川幸太郎氏(常陸農業協同組合 大宮地区 枝物部会 部会長,昭和42年3月卒業)を講師にお迎えし,「一人は万人のために・・・」 ~ 協同の心 ~ を演題に,高校時代の思い出,仕事から学んだ協同の理念,第二の人生に懸ける夢,等の話をいただきました。その中で「人生の中でいつか勝負する時が来る,その時に頑張る力をつけてほしい」「他人に見返りを求めない」等の言葉や人とのふれあいの大切さを話してくださいました。
 高校卒業後は常に母校のプライドを胸に抱きつつ要職に就き,茨城の農業の発展に貢献されてこられました。生徒も厳しい社会の中でご活躍をされた,母校の大先輩の話を真剣な眼差しで,聞き入っていました。
 生徒からは,以下のような感想が聞かれました。
1年女子
「見返りを求めない。」という言葉がとても印象に残りました。今後は,第一に相手のことを考え行動し,小瀬高生としてプライドを持ち生活していきたいと思います。
1年女子 
「地域の人たちの第2の人生のために活動する。」ことを目標とし,「見返りを求めない。」仲間のために活動する石川先生は,私たちにとって教科書のような人だと思った。
2年女子
「見返りを求めない。」という言葉を聞いて,自分の人に対する考え方を,今一度見直してみようと思いました。そして,よりよい人間関係を築いていこうと思いました。
2年男子
石川先生の時代の小瀬高校のことがよく分かりました。今後,小瀬高のために頑張りたい。また,人生についての話を聞き,自身の将来について考える良い機会になりました。
3年男子
「勉強だけでなく人格も大切。」普段の生活の過程で培ったこと,会話や言動が人の人格をつくるのだと思った。これからの行動に活かしていきたい。
3年女子
「頑張るか頑張らないかで人生は変わってしまう。小瀬高校の卒業生として母校に誇りを持つことで,頑張ってくることができた。」と聞いて,小瀬高校生として,そのような気持ちを大切にしようと思いました。
 生徒たちにとって,良いキャリア講演会になりました。