連携中学校で弁論披露









 3年生の内田大貴さんと小林千歳さん,2年生の鈴木蓮さんが明峰中学校で弁論を発表してきました。

 11月20・27日及び12月4日(いずれも月曜日)に,3年生の内田大貴さんと小林千歳さん,2年生の鈴木蓮さんが常陸大宮市立明峰中学校を訪れ,弁論を発表してきました。

 本校では全教育課程で言語活動の充実を図っています。特に,話す力や伝える力(プレゼンテーション能力)の育成に力を入れており,その一環として,本校の現代文化研究部では,各種弁論大会への参加や懸賞論文へ積極的に応募しています。

 今回,連携中へ訪問した2年生は,第42回茨城県高等学校春季弁論大会で2位に入賞(全国高等学校弁論大会第4位,第41回全国高等学校総合文化祭宮城県大会へ参加)し,3年生2名も同じ大会で優秀賞を受賞しています。

 弁論がはじまると,明峰中の生徒たちは真剣なまなざしで聞き入っていました。また,聞く者を引きつける声量,端的で象徴的な言葉遣いなど,本校生徒もこれまでに身に付けたプレゼンテーション力を駆使して中学生に向けてしっかりと自らの主張を伝えることができました。

 発表を聞いた明峰中の生徒は,「抑揚を付けた話し方など,自分も先輩の姿を手本にしてしっかりと伝えることができるようになりたいです。」や「全体に目を配り,表情や声色,声量などを工夫して発表していたので引き込まれてしまいました。自分も参考にしたいです。」などの感想を話してくれました。

 また,内田さんは,「恩師や顔を見知った後輩達の前なので本番の大会と違った緊張感がありました。」と感想を述べてくれました。また,小林さんは,「緊張はしましたが,徐々に中学生の目が真剣になって私の話に聞き入ってくれたのでうれしかったです。小瀬高で学んできたことを発揮することができました」と話してくれました。鈴木蓮さんは,「自分の後輩たちの前で発表するので緊張しました。もっともっと技術を伸ばし,どのような場所でも,どのような人の前でも堂々と自分の意見を述べられるようになりたいです。」と気持ちを新たにしていました。