新路線バス「愛称発表式」

除幕式の様子-ひたまるも喜んでいます


ラッピングバス


愛称発表の様子


乗車の様子


乗り心地を体験しています


運行の様子

 平成29年11月24日(金)に,常陸大宮市新路線バス緒川・玉川村駅線の愛称発表式を行いました。「緒川・玉川村駅」線は,通勤・通学・買い物等の移動手段を確保するため,水郡線の玉川村駅と緖川地域の各拠点を結ぶように,昨年の10月から運行されています。

 路線のバスの愛称は,茨城大学の学生と小瀬高校の生徒が協力して考え,最終的には本校生徒のアンケートで決定しました。また,愛称発表式の内容も「地域の交通手段は私たちが守る」という気概を持った生徒たちが一生懸命に考えて準備してきたものです。


 この愛称発表式には,6月21日に地域課題の総合的探求講座でお世話になった茨城大学人文学部教授の西野由季子先生をはじめ,県企画部交通政策課,常陸大宮市企画政策課,茨城交通の関係者の皆様,高校教育課の渡邉課長補佐,そして中高一貫教育振興連絡協議会の皆様や地域住民の皆様にご来校いただきました。

 生徒の手による除幕の後,生徒代表の三村大祐さんが「ひたバスという名前には,『ひたまる』のように利用される方々や地域の人たちから愛されるバスにしたいという思いから名付けました。また,ひたまるの『ひた』は常陸大宮の『ひた』だと聞いています。常陸大宮の「常」という字には「いつもでも変わらることなく同じであること」という意味もあるそうです。だからこそ「ひたバス」が『いつまでも変わらずに走って,常陸大宮市民を運び続け,地域を支えて欲しい』という願いも込めています。」と愛称の由来について話しました。

 西野先生からは,「小瀬高校の皆さんは,6月に行われた地域課題の総合的探求講座のとき,大学生とディスカッションしながら真剣に愛称について考えてくれました。愛称に決定した『ひたバス』にはバス路線に対する皆さんの思いがたくさん込められていると思います。かけがえのないこの地域のために力を発揮してくれることを願っています。」とのコメントをいただきました。

 また,高校教育課の渡邉剛先生は,「高校生の手による寸劇あり,音楽ありの創意工夫がなされた愛称発表式でとてもすばらしく思いました。小瀬高校は地域に愛されている伝統ある学校で,地域を支える人材を数多く輩出しています。生徒の皆さんには,ひたバスによって利便性が高まったので,勉強に,部活動にますます励んでほしいと思います。」とコメントしてくださいました。

 式の後,普段利用することのできない生徒も含めてひたバスの試乗会を行いました。


 新路線バスによって,小瀬高校への通学の利便性が大きく向上し,特に,放課後の課外授業や部活動をしている生徒達の下校の交通手段が確保されたことは生徒の活動の幅が広がるきっかけになっています。さらに本地域のインフラともなるこのバスを,生徒の皆さんや地域住民の方々など多くの皆様に利用していただきたいと思います。





愛称発表式の中で生徒たちが寸劇を行いました。



シナリオは以下のファイルです。ご覧ください。