幼稚園で読み聞かせをしました







 本校は、地域に貢献出来る人材の育成に努めております。

 12月15日(金)に,3年生の2名(男女各1)が昼休みの時間に学校近くのおがわ幼稚園に行き、園児に絵本の読み聞かせをしました。
 11月に3年生教養コースの生徒が、常陸大宮市を中心に読み聞かせの活動をされている平島則子先生から伝える声や読み方を学びました。今回はその身につけた力を地域のために発揮しようと、近所の幼稚園児に読み聞かせをすることにしました。

 「皆さんこんにちは」のあいさつから始まり、大きな絵本の「ぐりとぐら」を笑顔で、途中「何を作ったと思いますか?」などの問いかけも交えながら、読み聞かせました。

 聞いた園児さんからは「いつもより大きな絵本でよく絵が見ました」「とても面白かった。楽しかったです。」などの声や、「大きくなったら何になりたいですか?」といった質問まで出ました。生徒は「保育園の先生になりたいです」「おじいちゃん、おばあちゃんを助ける仕事をしたいです」と丁寧に答え、最後には全員と握手を交わし楽しい交流が出来ました。

 実践した生徒からは「緊張したが、「面白かった」といってもらい嬉しかった。保育士のいう夢があるので、この体験を生かしさらに向上出来るように頑張りたい」「園児の天真爛漫さや職員の方々の優しさに触れることが出来た。職員の皆さんから、園児に寄り添い、感情の変化を察知することの大切さを学べた。このように社会に出て役立つ能力を身につける機会を作っていただいたことに感謝したい。」との感想がありました。

 受け入れてくださったおがわ幼稚園の皆川先生(男子生徒を小さい頃から知っている)からは、「絵本の開き方、読むペースもよかった。園児達は身近に感じ、見入っている様子でした。このような活動が広がるといいですね。」との言葉をいただきました。

 最後に園児全員の皆さんから「今日は絵本を読んでくださってありがとうございました」とお礼を言われました。