学びの広場サポートプラン

美和小学校の様子


緒川小学校の様子


御前山小学校の様子


明峰中学校の様子

御前山中学校の様子

 7月24日(月)から5日間,常陸大宮市内の美和小学校,緒川小学校,御前山小学校,明峰中学校,御前山中学校(2中学は連携中)で行われる「学びの広場」に延べ43人の生徒が協力しました。
 小学校では,本校生徒がそれぞれの出身小学校に赴き,3・4年生ががんばって解いてきた課題の採点を行いました。時には,考え方を説明したり,導き方のヒントを与えたりしました。また,どの小学校でも,児童たちは自分たちの先輩であることから温かく迎えてくれました。さらに,はじめははにかみながら質問していましたが,日が経つにつれて,質問も増え学習活動も活発になりました。
 中学校の1・2年生に対しては,机間巡視をしながら解き方の確認をしたり,なかなか導き出せない生徒には,分かりやすい具体的な数字を使って基本的な考え方を説明したりしました。本校生徒たちも良い経験となり,良い学びとなりました。

 明峰中学校の1年生は「解き方が分からなくて困っていたら『どうしたの?』と声をかけてくれました。分からないところを伝えると丁寧に教えてくれたので解き方が分かりました。」,「一人で勉強するより数倍よかったです。色々と教えてもらえたので助かりました。」などあり,ぜひ来年も教えてもらいたいと口々に話してくれました。
 御前山中学校の1・2年生は「高校生に教えてもらおうと声をかけたら,とても丁寧に教えてくれて分かりやすかったです。今後は,似たような問題も確実に答えられると思います。」,「分からないところを詳しく教えてもらったので問題を解くことができました。とても助かりました。教えてもらったことは忘れないように,勉強していこうと思いました。」と話をしてくれました。
 美和小学校と御前山中学校を担当した本校の河野龍星さんは「小学生は,自分たちが授業で使っている言葉で説明しても分からないので,分かりやすい言葉を使うのに苦労しました。」
 明峰中学校を担当した長山萌花さんは「最初はなかなか声をかけづらかったけど,『どこが分からないの?』と声をかけると,質問してくれたのでよかったです。自分がどう勉強していたかを思い出しながら分かりやすく教えられるように工夫しました。」
 同じく明峰中学校を担当した生田目祐太郎さんは「教えることがこんなに難しいとは思いませんでした。僕たちに教えてくれていた先生方の工夫や苦労が少し分かったような気がします。よい経験ができました。」とそれぞれに感想を述べていました。