演劇ワークショップ

 

 2月21日(月)、大子町出身で俳優の齋藤一さんを講師としてお迎えし、1年生を対象に「演劇ワークショップ」を実施しました。これは、様々な役割を演じて自分を表現したり、感情を共有したり、共感しあいながら、コミュニケーション力を伸ばし、将来、主体的に生きていくための力を養うことを目的に毎年実施されているものです。

 

前半は、「シアターゲームを使ったトレーニング」を行いました。輪になって仮想のボールを投げ合ったり、特定のポーズを隣の人に伝達したりして、お互いのイメージを共有しました。また、目線や声だけで相手を動かすトレーニングなども行い、生徒たちは様々な形のコミュニケーションの方法を実践しました。

 

後半は、朝の挨拶をするという内容の短い台本を元に、ペアを組んでインプロビゼーション(即興劇)にも挑戦しました。生徒たちは、立場、状況、場所、感情等の変化に応じて身振りや声色を変化させたり、台本にないアドリブを入れたりして、お互いの想像力と表現力を高めあいました。

 

 参加した生徒からは、「体全体を使って表現するのはとても楽しかった」「人とのコミュニケーションでは相手を受け入れる姿勢が大切だと分かった」「これからは恥ずかしくても勇気を出して表現していこうと思えた」等の感想が寄せられました。