タグラグビー特別授業








 10月22日(月),1学年を対象に茨城県ラグビーフットボール協会理事長の柴田淳先生,茨城県教育庁参事で茨城県ラグビーフットボール協会常任理事の小沼公道先生をお招きし「道徳」「体育」の授業を行いました。

 本校にはかつてラグビー部があり,昭和39年には県大会・東関東大会で優勝した歴史があります。また,来年には日本でラグビーワールドカップが日本で開催されます。生徒の人格形成とワールドカップに向けた機運醸成を目的としました。

 まず,ラグビー部顧問の経験のある校長が「あななたたちへのパス」という教材から「世界一きれいなロッカールーム」を取り上げ,特別授業を行い,「役割」「感謝」「結束」の重要性について考えました。続いて柴田先生は,自分が高校時代からラグビーを始めたきっかけから始まり,茗渓学園ラグビー部の全国優勝までの歩みについて話されました。その中で「試合中は徹底的に勝つことにこだわり,ノーサイドとともにお互いを讃え合うこと」「自分で判断して動ける人になること」「目の前のひとつひとつを大切にすること」について学びました。

 続く「体育」の授業では小沼先生が中心となり,基礎的なラグビーのルールや動きを学んだ後,タグラグビーを行いました。「プレーするときは楽しんでやることが大切」であることを聞いた生徒たちは,慣れないラグビーボールに最初は四苦八苦していましたが,次第に楽しみながらプレーしていました。最後に先生からは「スポーツを楽しんで人生に生かして欲しい」という話がありました。

 参加した生徒からは
「laws(規則)は作って守る。laws(規則)がおかしかったら,変えて守ればいいということに感動した」「初めてラグビーをやって相手を尊重する大切さを知った」「タグラグビーは,怖さがなく,いつでも楽しく出来るスポーツだと思った」
といった感想がありました。

 今回の「道徳」は生徒たちにとって有意義な時間となり,今後生きていく上での大切さを知ることが出来ました。