シルバーリハビリ体操








 昨年度に続き,6月28日(木)シルバーリハビリ体操を実施しました。これは高齢者が多いこの地域で取り組まれている介護予防事業についての知識と,常陸大宮市で実施されているシルバーリハビリ体操について理解を深め,各家庭や施設実習で活用することを目的としています。この日は,福祉コース14名の生徒が参加し,生徒の祖母の方も参加されました。講師は,常陸大宮市シルバーリハビリ体操指導士会から4名が来校し,講義と実技の指導を受けました。
 
 参加した生徒の祖母の方は,「孫からこういうのがあるよと聞いて来ました。昨年も参加し,今年で2回目の参加です。来年は孫が卒業してしまうので参加できないので今日は一生懸命来ました。家に帰ると体操が続かないので,孫と一緒にやりたいと思います。」との感想を述べていました。
 
 生徒からは,
「今はこなせていることが高齢者になったら,することが困難になってくるので,体操をすることは大切だと思いました。(3年)」,「とてもわかりやすく次につかえると思いました。もっと多くの人々に知ってもらいたいです。(2年)」というような感想が聞かれました。

 3年生は既に授業で介護保険制度について学習しています。介護保険制度の介護予防事業に実際に触れ,講座を通して地域の方とふれあい,座学だけでは得られない貴重な学習の機会となりました。

※シルバーリハビリ体操とは
茨城県立健康プラザ管理者 大田仁史 氏 が考案した体操。常陸大宮市の介護予防事業として65歳以上の元気な高齢者が寝たきりや介護状態にならないよう元気に過ごしていただくための介護予防として行うもの。