藤島部屋朝稽古・日本科学未来館見学









2年1組 集合写真

2年2組 集合写真
 平成30年6月6日(水),茨城県立小瀬高等学校2学年35名が「藤島部屋(元武双山)朝稽古・日本科学未来館」の見学に行きました。一人一人が輝く活力ある学校づくり推進事業での取り組みの一環で,本校では2回目の試みとなりました。

 藤島部屋では,藤島親方の指導の下,静寂な部屋の中で力士が激しく身体をぶつけ合い,息を切らしながら厳しい稽古に励む姿は,1人1人の心に強く印象に残りました。テレビで見る相撲と比べ,力士の体格やぶつかり合う音,稽古の様子は息をのむほど非常に迫力があるものでした。引率教員も生徒も日頃,時折見え隠れする自分の甘さを見つめ直すことができました。朝稽古終了後は,男子生徒が親方や力士の方の指導を受け,「四股・摺り足・押し稽古」の体験をさせていただきました。足で踏みしめる土俵の砂の感触も味わうことができたようです。

 体験・見学をした生徒たちからは,「体力の限界がきても,くじけそうで負けそうでもそれでも諦めない精神を見て学べた。」、「諦めたり,逃げ出したりしないことや自分で率先して行動することを学んだ。」「相撲を通して,諦めずに前へ進むことが大切だということを学んだ。」などの感想が挙げられました。

 また日本科学未来館では最新の科学技術を見学し,ロボットなどの展示物に触れながら,日本の科学技術が日々進歩していく様子を肌で感じることができたようです。

 今回の「藤島部屋朝稽古・日本科学未来館」の見学を通して学んだ,礼儀や諦めない心,努力をすること,そして科学的な思考力や判断力を今後の活動に活かし,自分を鍛え,強くて温かい人間に成長してほしいと願っています。