卒業生からのメッセージ
 
■ 内田 大貴(平成29年度卒 緒川中出身)
つくば市立要小学校(令和4年4月採用)

 私は現在、つくば市立要小学校で教鞭をとっています。今年度から新規採用として働き始めたため、初めての事ばかりで苦戦することも多いですが、充実した毎日を送っています。
教員になるまでを振り返ると、教師になりたいという私の夢を叶えるための力をつけるきっかけになった場所が小瀬高校だったと感じます。私は小瀬高校在学中に、生徒会長、バドミントン部部長、バドミントン秋季大会県大会出場、春季弁論大会優秀賞をはじめとした経験 をすることができました。元々私は人前に立つことやリーダーになるといったことが得意ではありませんでしたが、小瀬高校に入学したことで様々な経験をすることができました。もし小瀬高校に入っていなければ経験することができなかったと思います。色々なことを経験するチャンスの多さは小瀬高校の強みです。
 小瀬高校卒業後は、茨城キリスト教大学に進学し、児童文化研究会というサークルの部長を務めたり、小学校でのボランティア活動や教員養成セミナーへ参加したりと、自ら積極的に行動を起こすことができました。大学の授業でもリーダーになることや発表する機会があったのですが、小瀬高校で身につけた力が役立ったと感じています。
 最後になりますが、やらずに後悔するよりもやってみて後悔する方が断然価値があります。生徒一人一人に寄り添ってくださる先生方のいる学校,地域の方々から愛されている学校が小瀬高校です。是非、小瀬高校であなたの可能性を広げてみてはいかがでしょうか。


■ 安藤 沙優里(令和3年度卒 御前山中出身)
茨城キリスト教大学 文学部 文化交流学科

 私は、小瀬高校に入学して三年間生活できたことを本当によかったと思っています。
 小瀬高校は生徒数が少ないです。しかし、だからこそ得られることは多いです。先生との距離も近く、相談したいことがあれば、先生方はいつでも時間を作ってくれました。検定試験の対策をはじめ、大学の推薦入試対策では、面接練習や小論文など、直すべきところはとことん指導していただきました。私はこうした先生方のご指導のおかげで大学に合格できたと思っています。どの先生も最後まで寄り添ってくださいました。
 私は小瀬高校に在学中、国の派遣事業で一年生の夏にパラオ共和国に行きました。茨城県の参加資格に私は満たしていたので参加できました。このパラオ派遣で私の高校生活は大きく変わりました。もし小瀬高校に入学していなかったらパラオに行くことはなく普通の生活で終わっていたでしょう。帰ってきてからもこれだけで終わらず、先生方にすすめてもらってボランティア団体に入って、行ってきた経験を活かしつつ、それを伸ばすことができました。大学を迷っているときにパラオでのことを活かせる・伸ばせる場所として茨城キリスト教大学をすすめてくれました。先生に頼りっぱなしになってしまいそうなくらいでした。それくらい良い学校です。人数が少ないからこそ自分が経験できるもの、得られるものが多いです。小瀬高校に入ったから人数が少ないことが利点なのだと思えました。先生との距離が近いことの大切さは小瀬高校に入学するとわかりますよ。


■ 小林 加奈(令和3年度卒 明峰中出身)
茨城北西看護専門学校 看護学科

 私は高校生活に不安がありました。中学校を卒業し、これまでとは環境が異なる生活に自分自身が適応できるか心配だったからです。クラスに馴染むことができるのか、充実した学校生活を送ることができるのか、とても不安でした。しかし、小瀬高等学校で過ごしていくうち、授業や学校行事などを通してそんな不安も薄れていきました。先生方は、授業や将来についての疑問や質問についても親身になって相談に乗ってくださいました。修学旅行も新型コロナウイルスによって中止となる学校が相次ぐ中で、先生方は一人一人の生徒の意見を取り入れ感染予防対策を徹底した上で、修学旅行を実施してくださいました。
 生徒が多くの学校行事などを通して日々の生活を楽しみ、人生の役に立つ授業を受けることができたのは、生徒一人一人に対して寄り添い、仲間と協力し合うことの大切さを教えてくださった先生方がいらっしゃったからだと思います。
 三年間の高校生活を小瀬高等学校で過ごしたことは、私にとってかけがえのない思い出となっていくと思います。皆さんも思い出や様々な経験をこの学校で培っていってください。


■ 高澤 亮汰(令和3年度卒 明峰中出身)
日立建機株式会社

 私が小瀬高校への入学を決めたきっかけは野球部の試合を観戦したことです。試合の中で選手たちは沢山の地域の方々に応援されていました。中学生活を地味に送っていた私は、自分を変えたいと思い、小瀬高校への入学と野球部への入部を決めました。
 今思えば、小瀬高校に入って本当に良かったと思います。身についたことが沢山あるからです。私は野球部でキャプテンを務め、チームをまとめてきました。中学生の時の自分では考えられない役割です。キャプテンとして挨拶や受け答え、ボランティア活動、地域のゴミ拾い、様々なことをやっていくうちに、学校生活でも礼儀正しく真面目にやるときは真面目にやろうと意識の変化もありました。OBの先輩方も優しく、私たちのチームは少人数で活動していたので練習もよく手伝ってもらいました。私が中学の頃から変われたのは、そうした小瀬高校の環境のおかげもあったのかと思います。
 部活を引退し、次は進路を実現するために面接や勉強に力を入れました。特に面接では20回近く多くの先生と練習しました。本番も練習通りに出来、先生とも絆が深まりとても有意義な時間でした。私がもし小瀬高校に入学していなかったら、きっとキャプテンなどやっていませんし、優しい先輩方とも出会わず、地味なまま高校生活を過ごしていたと思います。
 何かの中心になることは簡単なことではないと思いますが、挑戦することでこれからの人生を大きく変化させられると思います。小瀬高校でみなさんも、本気で何かに挑戦しましょう。