６月７日（木）２年１組，６月８日（金）２年２組が「藤島部屋（元武双山）朝稽古・国会議事堂」の見学をいたしました。一人一人が輝く活力ある学校づくり推進事業での取り組みで本校でも初めての見学となります。
　藤島部屋では，藤島親方の指導の下，静寂な部屋の中で力士が激しく身体をぶつけ合い，息を切らしながら厳しい稽古に励む姿は，1人1人の心に強く印象に残りました。テレビで見る相撲と比べ，力士の体格やぶつかり合う音，稽古の様子は息をのむほど非常に迫力があるものでした。引率教員も生徒も日頃，時々見え隠れする自分の甘さを見つめ直すことができました。朝稽古終了後は，男子生徒が親方や力士の方の指導の下，土俵での「四股・摺り足・押し稽古」の体験をさせていただきました。足で踏みしめる土俵の砂の感触も味わうことができたようです。
　また，国会議事堂では，手荷物検査を受け，厳戒態勢の中，天皇陛下の御休所・衆議院議場等を見学しました。特に，本会議が開かれる議場では，アナウンスによる説明を受け，教科書に記載されている議場を実際に目で確認し，生徒たちも感激していたようです。フロアを歩いていると，議員の方とすれ違い，生徒が挨拶をすると「どこから来たの？」と言葉を交わす場面もありました。
　今回の「藤島部屋朝稽古・国会議事堂」の見学を通して学んだ，「礼儀や自主性・積極性，諦めない心，努力をすること」を実行していく中で，自分を鍛え，強くて温かい人間に成長してほしいと願っています。また，来年度は選挙投票ができる年齢になります。主権者として，責任を持って投票ができる若い力となってくれることを期待したいです。

国会議事堂前にて（２年２組）