地域課題の総合的探求講座

概要を説明する西野由希子教授


プレゼンをする茨城大学の学生


バスの愛称を考え中
 6月21日(水)に地域課題の総合的探求講座が行われました。茨城大学の西野由希子教授と地域課題特論Ⅱのゼミの学生が来校し,常陸大宮市の課題についてプレゼンテーションをしてくださいました。
 3グループとも常陸大宮市の交通の活性化を軸とし,それぞれ利用促進や高校生の通学,高齢者利用に焦点を当てた発表でした。論理展開や根拠となるデータの提示方法,出典の明記の仕方など,より高校生のプレゼンテーションの質が向上する内容でした。
 その後は茨城県企画部の交通政策課の方より,今年度実証運行されているバスの愛称募集の話があり,大学生を交えてのグループ協議の時間になりました。意見も飛び交い「いきいきカワセミ号」や「いばらこ」など,班ごとに面白いアイディアが出てきました。生徒たちも大学生と議論を交わすことで,異年齢コミュニケーションを体験しました。
 今回の講座を受講し,生徒たちも自分の住んでいる地元のことは自分たちで考え,自分たちが動かなくては変わっていかないということを改めて考えるきっかけになったようです。また,学校全体でも地域に貢献できる資質・能力の育成にさらなる力を注いでいきます。

愛称を発表する小瀬高生