イノベーションキャンパス in つくば 2017



 29の研究・教育機関を擁し,約2万人の研究者が集まる国内でも有数の研究開発拠点つくば市を舞台に,日本の将来を担う高校生の育成を目的として教育事業「イノベーションキャンパスinつくば2017」が開催され,本校生7名が参加しました。Pepperの元開発リーダーである林要氏の基調講演,九州大学副学長の佐々木一成氏の特別講義,脳科学者で「イノベーションキャンパス in つくば2017」学長の茂木健一郎氏の挨拶のあと,選択講座を受講し,他の参加者との交流会にも参加しました。
 林先生は,冒頭に「夢は逃げません。逃げてしまうのは自分。夢が自分の側を通りかかったときしっかりと掴めるように準備をしておくことが大切です。」と話されました。また,「コストパフォーマンスがよい脳はチャレンジできません。『無理』とか『無駄』などの枠をはめると成長は止まります。どんなに苦手なことでも,無駄だと思えることでも,2~3年頑張ると何とかなるものです。」とも話してくださいました。
 生徒は「普段の授業では学べないようなことがたくさんありました。特に最先端のドローンについて知ることができたのはよかったです。」,「とてもためになりました。コンピュータの計算機能の進化を知ることができました。」などの感想を持ちました。
 生徒たちにとって「科学の素晴らしさ」「イノベーションの大切さ」を体感するよい機会となりました