５月１３日（月），本県出身の早稲田大学ラグビー部トレーナー阿部健太郎さんをお招きし，運動部員を対象に第２回トレーニング講座を実施しました。
２月には「けがをしない強い体づくり」をテーマに，正しいトレーニング方法やストレッチの重要性などを学び，今回はよりパフォーマンスに繋げるために，実際に動いて「跳ぶ，跳ねる」といった動きを交え，「速く走るためには」「遠くに跳ぶためには」「急なスピード変化をするためには」という目的で行いました。

阿部さんは「３年生が最後の大会に臨むこの時期は，よりパフォーマンスの向上につながりやすいものを」と考え，今回のテーマを設定したそうです。参加した教員は「講座に参加してから部内のけが人が減った。選手にとってもいい意識付けになっている」とトレーニングの重要性を実感しているようです。

参加した生徒たちはとても真剣に取り組み，「自分の体を使えていると思い込んでいたが違った。丁寧に教えていただいたので頑張りたい」といった意見をはじめとして「意識してやることで効果が違うことを実感した」「毎日の取り組みが一流への道筋だと知った」など前向きな意見が数多く出ました。講座の後も生徒からは，数多くの質問が出て，関心の高さをうかがわせました。

阿部さんは「生徒たちがひたむきにやっている生徒を見て，自分の刺激にもなりました。生徒には今後もスポーツを続けて欲しいし，今後もサポートしていきたい」と話していました。