クッキングプロジェクト




12月7日(土),緒川総合センターで駐日パラオ共和国大使館と常陸大宮市主催による「クッキングプロジェクト in 常陸大宮」が開催されました。このプロジェクトは,パラオ共和国の独立及び日本とパラオの外交関係樹立25周年を迎えるにあたり「食卓から平和を,料理から友情を」をテーマに,若い世代にパラオの食文化に興味を持ってもらおうと開催されたものです。小瀬高と常陸大宮高の生徒12人が,パラオの料理を地元の食材でアレンジした弁当づくりに挑戦しました。

会場には,駐日パラオ大使館のフランシス・マツタロウ大使とルーシー夫人も招かれ,生徒たちは,ルーシーさんのアドバイスも受けながら,自分たちで考えたレシピにそって調理しました。

2時間半かけて,地元のレンコンと肉で作ったパラオのスパムムスビ風おむすびや,小松菜を使った炒め物,あゆを使ったスープ,地元のイチゴを使ったタマ風ドーナツなど,茨城の食材を使ったパラオ風の15種類の料理を作りました。生徒たちは,大使夫妻も交えての試食会で,工夫した点をアピールしました。

参加した生徒たちは「パラオの食文化の知識を深めることができた。おいしく作れてよかった。」と話していました。料理作りを通して,パラオ大使夫妻や留学生と交流が持てました。さらに,互いの料理を食しながら小瀬高と大宮高の生徒たちの交流も深められました。