手話体験(福祉コース)






1月18日(金),本校3年生福祉コース8名が「手話体験」を行いました。聴覚障害がある方や手話通訳者との関わりを通して,体験的に障害者福祉について理解を図るとともに,多様なコミュニケーション手段について学び,幅広く福祉を捉えるために開催したものです。

 
 講師として茨城県聴覚障害者協会会長の会沢隆典先生をはじめとする3名の先生方をお迎えし,手話や聾学校の歴史についてご講義いただくとともに,あいさつや自己紹介など基本的な手話や指文字を丁寧に教えていただきました。音声言語と同様,手話もコトバでありコミュニケーションツールであることを再認識する機会となりました。

 
 生徒からは「表情や身振りの大きさなど,手話にも話し方があることを知った」「大阪と京都特有の手話があると知り,手話にも方言があるのかと驚いた」「聴覚障がいを持つ知り合いがいるので,早速あいさつしてみたい」といった感想が挙がり,実用的な手話を学ぶのみならず,自分自身を取り巻く世界が拡がるような学びを獲得する機会となったようです。