食生活スキルアップ授業






 本校は,地域の方とともに将来にわたって必要な力(小瀬型学力)の育成に努めています。

 12月15日(金)に,地域で食生活改善推進委員の小室美智子先生と長山順子先生をお迎えし,2年生福祉コースのフードデザインで「食生活スキルアップ授業」を行いました。

 生活習慣病予防のためには,若い時からの減塩食事の習慣が必要ということで,講義と調理実習を行いました。
 講義では,次のことを学びました。
  1 高齢者の食事の嗜好
  2 噛みやすく飲み込みやすい料理
  3 入れ歯装着者のための食材
  4 減塩料理

 以上のことを学んで,いよいよ調理実習です。減塩料理の献立は,鰯の蒲焼き,五目きんぴら,豚汁です。

 小室先生からは,「生徒の皆さんは減塩でもおいしいと言って食べていた。家ですでに減塩料理が普及していればうれしい。」,長山先生からは,「減塩料理に挑戦する姿勢が良かった。茨城の減塩活動の意識は低いので,健康のためだという自覚を持ってほしい。」のお言葉をいただきました。

 授業を受けた生徒からは,「地域の方と一緒に減塩料理に取り組めたのが良かった。」「豚汁は思った以上に塩分が高く驚いた。(I am S.K. I was surprised that Tonziru(Miso soup with pork and vegetables) were salty higher than I thought.)」という感想がありました。