未来創生学メンタリング

 7月14日(木)に、2学年の生徒を対象に、未来創生学の授業の一環として、地域で活躍する人材による「メンタリング」が実施されました。この行事は、生徒が自分の探究テーマを設定する手がかりを得るために、常陸大宮地域で活動している方々から、普段から課題をどのように見つけ取り組んでいるかについてご自身の経験を聞かせていただき、生徒の活動に対する助言をいただくことを目的に実施されております。また、「メンター」として生徒と関わっていただき、探究活動の伴走支援にご協力いただきたいという願いも込められています。

 

 講師(メンター)として、常陸大宮市地域おこし協力隊、集落支援員、市役所地域創生課任用職員など計11名をお招きしました。

  

 生徒にはそれぞれのメンターにお話ししていただくテーマを事前に伝え、生徒の興味関心に基づいてお話を聞きたいメンターを3人決めてもらいました。生徒たちは、途中でお話を聞くメンターを交換しながら、3人のメンターの話を聞いてまわりました。

 

 

 

 

    

 参加した生徒からは、「高齢者の方と話をして、小さな幸せをたくさん見つけていきたいと思った。」、「人から町を明るくしていく、という言葉に強く共感した。」、「メンターの方々が地域で活動するうえでどのように課題を見つけているかを聞き、自分ももっと地域をよく観察していかなければならないと思った。」といった感想が寄せられました。本日学んだことをもとにして、自分自身の探究テーマ設定に生かしてほしいと思います。

 

(※)メンター:「助言・指導する人」という意味。

   メンタリング:「メンターがメンティー(助言・指導を受ける人)の自発的な成長を支援すること」

 

 メンターは未来創生学の授業において、地域で実際に活動している立場から「探究活動のロールモデル」として、失敗談なども含めてご自身の経験を話していただき、問いかけを通じて生徒の興味関心を掘り下げていく役割を果たしている。